「おぉー!ココが日本かー!」


私は空港から出ると、サングラスを外した。



「お嬢様、車にお乗りください」


目の前にいるのは、長年私の執事でいてくれた、東山さん。


とても優しい人で、今は60歳くらいだと思う。

娘さんや孫さんもいて、いつも幸せそう。


私、城ヶ崎 葵(じょうがさき あおい)は、城ヶ崎財閥の一人娘。



日本に会社を立てた父は、日本で有名の三大財閥の一つとなった。



そんな中、三大財閥の中の一つの財閥、神宮寺(じんぐうじ)財閥の娘、つまり私の母と結婚をし、私を産んだ。


アメリカに本社を移し、しばらくの間アメリカのニューヨークで暮らしていた。


私が産まれた時にはすでにアメリカにいた。

小さい頃から、日本語と英語を勉強していた。


基本英語で暮らしていたので、英語は普通に喋れる。


日本語にはまだ自信がないとこもあるけど…