あたしだけを好きになって



『うぅ…ふぇ…なんで…
こんなに好きなのになんでよおおおおおお』


ーータッタッタッ


ーギュッ


『ふぇ?!』


「もう、亜美ってば走ってどっかいっちゃったから
探すの大変だったよー…」


『…ふぇ…さ…さら…ちゃん…ぅぅぅ
うあああああん』


「いいよ、泣きな
うちが受け止めてあげるから」


あたしはずっと泣いていた


「亜『咲羅ちゃん!』ん…なに?」


『あたし、天宮くんと別れるよ』


「え…まじで?
記念日とか誕生日は?!」


『なんかね、思ったんだ
浮気がすごくなったのって
あたしがいけないんじゃないかなって』


「どういう…こと?」