「林美香。君が風上太郎を殺した犯人だ」 犯人が、わかったからだ。 「え‥‥っ‥‥え?」 林さんの目が泳ぐ てか、え? でも 「ハルキさん、でも林さんも被害者なんですよ?」 「大方、罪悪感から心中しようとしたんだろう」 心中って‥‥っ 「ごめんなさい、話がよく見えないんですが」 遠慮そうに笑う彼女はどこかぎこちない 「ふむ、シラをきるつもりか。仕方ない。僕が君のしたことを代わりに代弁してやろう」 窓を開けながら、声のトーンは変えずにハルキさんはしゃべりだした。