「そうでしたっけ?」 「僕の助手を名乗るなら、もっと周りを見たまえ」 「スミマセンっ勉強不足でありました!」 三須刑事とハルキさんの会話 よ、よかったあああああ あ、危なかった あたしもうっかり「そうだったっけ?」って言っちゃうとこだった! 「何してる。行くぞ」 「はい」 ハルキさんが車に乗り込みながら、窓を開け煙草を取り出す。 普段は滅多に吸わない煙草。