ディーンとアルフレッドは碧子達が到着する前にジョナサン・バンクを始末しようと、作戦を練っていた。

すると、表で派手な爆発音が響いた。
碧子達はもう、侵入してくる。

ディーンとアルフレッドは作戦を変えた。
出来るだけ建物内を混乱させて、碧子達が侵入してくるのを気づかれないようにしようと言うことになった。


ディーンとアルフレッドは2手に別れて、爆弾を数ヵ所ならして、ジョナサンをモニター室から炙り出す事にした。


モニター室は頑丈に出来ており、爆弾ごときでは破壊できない作りになっている。
ジョナサンのしそうな事だ。


建物内のカメラの配線はアルフレッドが既に細工をしていて、映らないようになっていた。
そして、囮の映像をモニター室に送っていた。


ディーンは地下室方向に、アルフレッドは2階を主に数ヵ所爆破して行こうとなった。


先ずは一番奥の部屋から爆破を始めた。
そこの近くの通気口に碧子達が思いの外早く侵入している事など知らずに…。


ディーンは騒ぎに紛れて、地下に向かっていた。
地下のモニター室の下にはディーンが潜入前に仕掛けたとんでもない物が出番を待っていた。




ジョナサン。パーティは何時か終わるんだ。
今日がその日だ。

ディーンはジョナサンだけに集中して地下のモニター室に向かって走った。