あれから何分がたっただろうか。
いきなり校門の前に人だかりができ、女子
の黄色い叫び声が聞こえた。
「なになに?何かあったの?」
背伸びしながらのぞくように見ながら聞く
と…
「あぁ。王子よ」
私は王子が誰か分からなかったのでもう一
度聞いた。
「王子?」
「えぇ。拓人王子よ。って、もしかして夢
香知らないの?」
「え。ぁ。うん。」
「えぇーっ!」
そんなに驚くことなの?!
私は心の中でツッコミを入れた。
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