終業式も終わり、保健室で芽依を待つ。 「先生〜!」 きたきた♪ 『おっ!きたきた!おバカな芽依ちゃんが♪』 芽依は頬っぺたを膨らませ怒っている。 『お前、始業式にも同じことして怒られてたじゃないか(笑)』 学習能力ないのか? 「先生、私を見すぎ(笑)」 勝ち誇ったように言う。 『見ていなくても、怒られてたら目が行くっつーの!』 芽依の頭を叩いて言った。 ったく! 「意地悪…私だけを見ていてよ‥」 芽依? ……わかってないな〜