『芽依?予定あるのか?』



恐る恐る聞いてみた。







「ないない!会えるなんて思ってなかったから‥」




そっか…俺と会えないと思ってたのか…



たくさん、いろんなこと我慢させてごめんな…





『俺の家‥くるか? 誰にも邪魔されないし。』






「先生‥ありがとう!」

嬉しそうに笑って芽依は涙を流した。






そんな芽依に俺は優しく頭を撫でる。





そんな風に喜んでもらえるなんて幸せだな!