門の所で寒そうに立っている芽依を見つけた。






『悪い…!職員室で先生に捕まって…寒かっただろ?』



俺は、芽依の手を握った。




冷たい………






「先生の手、大きくて温かい…」






『この手で、こうやって握るのも、抱き締めるのも、頭を撫でるのも…お前だけだ。これからずっと。』





お前が愛しくてしかたがない。






芽依はまた泣き出した。




『芽依は泣き虫だな〜(笑)』


俺は芽依の涙を拭いた。






「先生が嬉しいこと言うからだもん…先生、大好きだよ♪」




お前は俺にたくさん幸せをくれるんだな。