次の日…



俺は、休憩しに屋上に向かった。






天気いいな〜…






──ガチャ。




屋上のドアが開く音がし、咄嗟に隠れた。







ん?何で俺が隠れるんだ?






俺は、隠れた体を出そうとした時…





「「ん〜〜、天気いいねぇ」」



二人の女子の声が聞こえてきた。





そして、俺の大好きな人の声だった。





出そうとした体をまた引っ込めて隠れた。





てか、お前ら授業中だろ‥
サボりかよ‥。






水川の親友の岡田が先に口を開いた。






水川は、俺の相談をしていた。





聞きたくないかも‥(笑)






海に誘われたことイヤだったのか?



不安になってきた俺にお構いなしに、間抜けな質問を友達にしていた水川‥





「先生ってどんな感じがタイプなのかな〜‥やっぱり、大人っぽい服とかがいい?」

なんじゃそりゃ…





そんなこと悩んでんのかよ(笑)






「ん〜‥、普段の芽依でいいんじゃない?ありのままでさ☆」

そうそう。良いこと言うじゃないか。友達よ。






「私から見たら、先生は芽依のこと好きだと思うよ。だけど、先生と生徒ってゆう大きな壁を越えるのに戸惑ってるだけだと思う。」

俺の気持ち周りから見たらバレバレ?
てか、コイツ…当たってる………





でも、当の本人は俺の気持ちに気付いていない。






でも、岡田が言ったように、俺が好きだというなら俺となら大きな壁でも乗り越えられると真っ直ぐな目で岡田に言っていた………






俺は…お前が好きだ。




一緒にいたい。





だから、もう少し待っていてくれ‥








チャイムが鳴り、二人は屋上を出ていった。