芽依に家の中に通されて、家にあがった。


『おじゃまします。』




リビングに行くと、ご両親がそろっていた。


『初めまして。お忙しい中、突然お邪魔してすみません。芽依さんとお付き合いさせていただいています、平岡春樹といいます。実は、芽依さんの学校で保健室の教師をしております。』



当たり前だが、驚いている。





『驚かれるのも無理ありません。今日は、芽依さんと結婚を前提としたお付き合いを認めていただきたく伺いました。』


芽依とずっと一緒にいたい気持ちに嘘はないから…


だから、ご両親にも俺の誠意をしっておいてほしかった。