あれから数年たち、俺たちは永遠の愛を誓った


キレイな格好をした花にうっとりしてしまった


『何みてるの?』


俺の方を見上げ花はニコニコしている


「え?あぁ‥いやー‥かわいいなと‥」


あまりそんな言葉を言わない俺を知っている花は少しビックリしたような表情を見せ


『ふふっ、京ちゃんもカッコイいいよ』


少し涙目になって満面の笑みで言った


あの顔は多分一緒忘れることはないだろうと思った


そしてそれから本当に毎日が楽しい


仕事から帰って家へ帰ると笑顔の花が玄関に来る


その花の笑顔がイヤなことも全て忘れてしまう


『京ちゃん今日ね頑張って肉じゃが作ってみました!?』


少しドヤった顔を見せながら机の上には大量の肉じゃがが置かれていた