恵「・・・え?」


し「だから、まずはさ。お母さんに相談してみなよ。」


恵「・・・なんで?」


し「だって、恵理見てるとすっごい辛そう。」


梨「見ないようにしてるみたいだけど、里砂の方すっごい見てるよ?気にしてるんでしょ?」


恵「気になるよ・・・。だって、元は仲良かったんだもん。」


し「相談したら、話したら楽になると思うけど。」


恵「・・・そうだね。じゃあ、今日言ってみる。」


梨「頑張れ!」


だけど今日、家に帰ると親は夜遅くまで仕事。それに、いつも疲れて帰ってくるから余計な心配をかけたくない。
それからいろいろ考えて、最初の一言がなかなか言えずに1週間は経っていた。