そんな時に、傍にいてくれたのが・・・ひなと知佳だった。


ひ「そういう時はねー、一発ぶん殴ってやればいいんだって!!」


知「そうそう。」


ひ「気にしなくてもいいんじゃない?まあ、気になるんだったら言い返してやれ!」


知「無理じゃない?」


恵「・・・うん。そこまで勇気ない。」


ひ「ハハハ!!そうだね!ひなもない。」


知「じゃあ言うなや!」


ひ「アハハ~。」


よかった。本っ当に良かった。
私は間違ってなかったんだ。私はさっきまで、ひな達の方に来たのは間違いだったんじゃないか。あのまま、里砂の方にいれば良かったんじゃないか。と考えていた。

でも、それこそが間違いなんだ。

もう、気にしない。だって、私にはもう、〝本当の友達〟がいるんだから。