「…自覚ないなー。そんなことしてる?」
「毎回してる。最初の一口は首も揺れてる」
癖なんだろうな
「うっそ!気が付かなかった」
今度気を付けてみよう
そう言いながらカツン、とタルトの生地にフォークをさす
「海斗ってさ、暇じゃない?」
見つめてくる瞳は、質問の意味があまり理解できていないようだ
「海斗はいつも紅茶だけでしょ?私はケーキと紅茶じゃない?海斗っていっつも待ってるじゃん。だから暇じゃないのかなーって」
もし暇だとか感じているなら正直申し訳ない
ついついケーキを前にすると味わってゆっくり食べてしまうしるふである
あまり海斗のことを気にかけたことはなかった
「全然」
あっさりと返され、ちょっと拍子抜けする
「そっか。ならいいんだけど」
「…気にしてた?」
すっと細められた瞳には、含みがあるような気がする
「ううん。今どうなんだろうって思った。気にかけたことなかったから、もしいつも暇だなとか思ってたら悪いなって」
休戦し始めて、今まで言えなかったこと、聞けなかったことがするすると口にできるようになったように思う
「しるふ見てれば、飽きないよ」
「毎回してる。最初の一口は首も揺れてる」
癖なんだろうな
「うっそ!気が付かなかった」
今度気を付けてみよう
そう言いながらカツン、とタルトの生地にフォークをさす
「海斗ってさ、暇じゃない?」
見つめてくる瞳は、質問の意味があまり理解できていないようだ
「海斗はいつも紅茶だけでしょ?私はケーキと紅茶じゃない?海斗っていっつも待ってるじゃん。だから暇じゃないのかなーって」
もし暇だとか感じているなら正直申し訳ない
ついついケーキを前にすると味わってゆっくり食べてしまうしるふである
あまり海斗のことを気にかけたことはなかった
「全然」
あっさりと返され、ちょっと拍子抜けする
「そっか。ならいいんだけど」
「…気にしてた?」
すっと細められた瞳には、含みがあるような気がする
「ううん。今どうなんだろうって思った。気にかけたことなかったから、もしいつも暇だなとか思ってたら悪いなって」
休戦し始めて、今まで言えなかったこと、聞けなかったことがするすると口にできるようになったように思う
「しるふ見てれば、飽きないよ」

