基本、海斗は甘いものが苦手だ
食べる必要性を感じない、と言い切るほどに
対するしるふは、甘いものがないと生きていけない、と断言するほど甘いものが大好きだ
一日に一度は糖分を感じる
そう考えると自分たちはすごくちくはぐなカップルなのかもしれない
金銭感覚が合わないとうまくいきにくい、とよく言うように食べ物の好みも結構重要ポジションだと思う
よくもまあ一年付き合えたなー
「?」
いつも通り、海斗は紅茶のみ、しるふは紅茶とケーキとのセットを頼み、窓側の特等席に座って大好きな洋ナシのタルトを頬張っていると向かい側の海斗と目がった
「何?」
頬杖をついて見つめてくる海斗に、口の中のものを飲み込んでから首をかしげる
「いや、いつも思うけど、本当においしそうに食べるなと」
「そう?」
そう言いながらもう一口を口に運んだしるふは、口の中に広がる程よい甘さと洋ナシの酸味にうれしそうに瞳を細める
瞬間、海斗がふっと口だけで笑った
「どしたの?」
「本当においしいと思うものを食べる時、しるふって目つぶるよな」
海斗に指摘され、そうかな…?と日々の自分を思い返す
食べる必要性を感じない、と言い切るほどに
対するしるふは、甘いものがないと生きていけない、と断言するほど甘いものが大好きだ
一日に一度は糖分を感じる
そう考えると自分たちはすごくちくはぐなカップルなのかもしれない
金銭感覚が合わないとうまくいきにくい、とよく言うように食べ物の好みも結構重要ポジションだと思う
よくもまあ一年付き合えたなー
「?」
いつも通り、海斗は紅茶のみ、しるふは紅茶とケーキとのセットを頼み、窓側の特等席に座って大好きな洋ナシのタルトを頬張っていると向かい側の海斗と目がった
「何?」
頬杖をついて見つめてくる海斗に、口の中のものを飲み込んでから首をかしげる
「いや、いつも思うけど、本当においしそうに食べるなと」
「そう?」
そう言いながらもう一口を口に運んだしるふは、口の中に広がる程よい甘さと洋ナシの酸味にうれしそうに瞳を細める
瞬間、海斗がふっと口だけで笑った
「どしたの?」
「本当においしいと思うものを食べる時、しるふって目つぶるよな」
海斗に指摘され、そうかな…?と日々の自分を思い返す

