あの時とこれからの日常

「まさかー。私が既婚者だって知ってるんだよ?」

「その上で成り立つのが不倫よ!!」

そうだけど…

「私年下なんて興味ないし、今更?って感じするしね」

だから大丈夫

そういって微笑むしるふは、ミルクティーを一口飲んでから海斗の隣に腰かける

「もう!!父さんも何か言ってよ!!」

一番父さんが気にするべきことじゃん!!

「しるふの無自覚、鈍感は今に始まったことじゃない。もう二十年以上矯正できてないんだ、諦めたさ」

そのために消費される体力すら計算しなくなった今日この頃だ

「またそうやって自分を棚に上げて。私が鈍感だって言うなら海斗は鈍感(超)だよ」

この間また患者さんに言い寄られてたでしょ

「しるふのは無自覚との合併だろ」

比較すること自体間違ってる