あの時とこれからの日常

「悪い、悪い。あまりにも温度差があり過ぎて」

愛娘に同時に怒られ、そういいつつも海斗はまだ浅く笑っている

そんな海斗だってこの温度差を作り出している原因の一つではないか

じっとりの睨まれ、海斗は、「あー、はいはい」と言わんばかりに

「つまりな、しるふ、」

紅茶のカップをテーブルの上に置き、背もたれに頬杖を突く形でしるふを振り返る

「祈と朝灯はお前の浮気を疑ってるわけ。さっきから黒崎家崩壊の危機だとか騒いでるんだ」

責任もってなだめろよ

「浮気ー?失礼しちゃう、浮気は海斗のためにある言葉よ」

「じゃあ、不倫にするか?」

「もっといや。別にやましいことしてないもん」

「ちょっと!!!二人とも危機感なさすぎ!!不倫でも浮気でもどっちでもいいわ!!」

愛娘に怒られ、さすがに二人も口を閉じる

「母さん、私これでも母さんよりいろんな男みてるつもり。その私が言うわ。あのナルシストは絶対母さんに気がある」

朝灯の言葉だ