と、
「ただいまー」
玄関の開く音と間延びしたしるふの声が響く
「ほらな」
驚いたように玄関の方を振り返る二人の背に、海斗の満足げな声がかかる
「ただいまー。祈、朝灯、お帰りー」
そう言いながらリビングのドアを開けるしるふに
「「母さん!!!!」」
二人が開口一番、怒ったように叫ぶ
「?どうしたの?」
明らかに怒っている二人に目を瞬かせた後、紅茶を入れ始めた海斗の背に小首を傾げながら視線を移す
「どうしたの?じゃないよ!!!さっき見知らぬ年下の男と歩いてたでしょ!!」
問い詰めるような声は朝灯のものだ
「見知らぬ男?」
誰だろう、と記憶を手繰るしるふの耳に海斗の小さな笑い声が届く
思わず視線をやると紅茶を入れ終わったのか、海斗が片方のカップをしるふに手渡してそのままソファに腰かける
ありがとう、反射的にそう言って受け取ったカップの中身は湯気の立つミルクティーだ
はちみつと牛乳の甘い香りが鼻をくすぐる
「で、見知らぬ男だっけ。誰だろ」
ふー、と息を吹きかけて紅茶を冷ましながらしるふは記憶を手繰る
「ただいまー」
玄関の開く音と間延びしたしるふの声が響く
「ほらな」
驚いたように玄関の方を振り返る二人の背に、海斗の満足げな声がかかる
「ただいまー。祈、朝灯、お帰りー」
そう言いながらリビングのドアを開けるしるふに
「「母さん!!!!」」
二人が開口一番、怒ったように叫ぶ
「?どうしたの?」
明らかに怒っている二人に目を瞬かせた後、紅茶を入れ始めた海斗の背に小首を傾げながら視線を移す
「どうしたの?じゃないよ!!!さっき見知らぬ年下の男と歩いてたでしょ!!」
問い詰めるような声は朝灯のものだ
「見知らぬ男?」
誰だろう、と記憶を手繰るしるふの耳に海斗の小さな笑い声が届く
思わず視線をやると紅茶を入れ終わったのか、海斗が片方のカップをしるふに手渡してそのままソファに腰かける
ありがとう、反射的にそう言って受け取ったカップの中身は湯気の立つミルクティーだ
はちみつと牛乳の甘い香りが鼻をくすぐる
「で、見知らぬ男だっけ。誰だろ」
ふー、と息を吹きかけて紅茶を冷ましながらしるふは記憶を手繰る

