それから少しして、隊長に園田、副隊長に飯田と神宮寺(らしい)の

黒崎先生、立花先生守り隊なる物が結成された

任務は、二人の平和を守ること

そして二人の小さな小さな思いやりに微笑むこと

あわよくば、あのぺリングの輝きのように

ずっとずっと二人の想いが、褪せることのないように

そっと見守っていたかったから

「-というわけで」

朝一番、満面の笑顔を向けられて

「ぜーったい、別れないで下さいね!!」

しるふと二人困惑したのは言うまでもない

「…そういうところ本当にしるふそっくりだよな」

呆れ交じり、気圧され交じりにつぶやいたこの言葉が、

海斗の口からしるふという名を聞いた最初だった




その輝きは、その時は 完