「ユイ・・・聞いてないね」 「もぉ、ほんっと馬鹿なんだから!」 『馬鹿』の言葉に反応したのか ユイは頬を膨らませて江利を睨んだ 「ユイは馬鹿じゃないもん!」 「あー、ハイハイ」 江利が呆れて机のお弁当箱を 閉じようとしたとき 「あーーーっっ♪」 ユイは急に声をあげた