「ねぇ?姫乃ちゃん、ちょっとお願いがあるんだけど」

「…やっ…!」



江利は私の顎をつかみ
くいっと持ち上げた



「なっ…なにっ…?」

「お・こ・づ・か・い♪」

怯える私に隣にいたユイが
私の耳元でそう呟いた