幕末に名をはせる者~short story~








総司は渚を寝かせて部屋を出て行った。







俺は寝ている渚を横目で見ながら無言で仕事を続けた。








ふと気がつくと薄暗くなり始めていた。










そんなに時間がたったか…。








『……ん…』






声がして振り向くと、








渚が目をこすりながらこっちを見ていた。