幕末に名をはせる者~short story~







≪土方side≫






渚が木から落ちたせいで入れ替わった…。







入れ替わるなんてこと普通ありえねぇよな!?







誰かに会ったらどうすんだよ…。








渚になりきるなんて無理だぞ!?






隊士らに敬語なんて使えねぇ!!







それにしても…いつも見る景色より低い。






なんか新鮮だ。







沖「あれ、渚さん。こんにちは。散歩でもしてるんですか?」








そ、総司!!





こんなときによ!!







土「そ…お、沖田さん…こんにちは?」








沖「?…何か変ですよ?風邪でも引きました?」







土「だ、大丈夫だ…です…急いでる…ので失礼しま、します」







沖「へ、はい?」








こんなに人に会いたくないと思ったのははじめてだ…。