大好きなんだよ!!

ドキン、ドキンとゆっくりと大きな音を立てて動く私の心臓。



そんな私の耳元で、追い打ちをかけるように高橋くんの低い声が響いた。




「―…瑛未さぁ…オレのこと好きでしょ？」


「…へ……？」



高橋くんからのいきなりすぎるストレートな質問。



……こういう場合、何て答えればいいのかな！？



認めるか、流すか…究極の二択。



抱きしめられてるから、高橋くんの顔が私の肩に乗っている状態。



ふたりの体の間に隙間なんてなくて―…



その距離のせいだ…


とうとう、言っちゃったんだよ。




「好き」って―…




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