そう考えると、もっと落ち込んでしまった。



初めて好きだって、思える男の子が出来たのに。


…彼女オチって…



こんなことになるんだったら、好きにならなければよかった。


自分の気持ちを押し殺せばよかった。



また、この後も男嫌いに逆戻りするんだろうな…





―…そんなことを、考えながらも私は授業をサボっていた。


口から出るのは、ため息ばかり。


頭で思うのは、高橋くんに関する後悔の念ばかり。



……私、重症だね。


誰か、この病気治せる人いないかな…




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