…相手、男の子だ。


どうしよう…怖い…



脳が無意識のうちに体中に危険信号を送る。



気が付くと手が震えていた。


こんな露骨に嫌な顔されたら相手の人、絶対傷付くのに。


顔の筋肉が命令を聞かない。


あぁ、もう…


私、最低だ……



いっそのこと、この場から逃げ出してしまいたい。


この場に穴があったら、私は間違いなく入ってると思う。




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