「じゃあ、わたし教室戻るね」

ベットから立ち上がりながら言う。

でも、やばい。痛すぎるんだけど・・・。

お腹が痛すぎる。

片平さん力強すぎでしょ・・・。

でも、ここで痛がるとまた・・・。

ここは我慢だ。我慢。

「じゃあ、また後でね」

そう言うと竜我君も笑って、

「気をつけろよ」

って言ってくれた。


やばい。キュン死にだわ。

そんなことを思いならわたしは教室に向かった。



教室につくと玲ちゃんと遥がわたしに向かって走ってきた。

「ばっかもーーん!!!!!!」
遥の大きな声が教室、いや廊下にまで響きわたった。

わたし今すっごく、カ○オくんの気持ち分かるよ。