「朝ごはんは・・・いやぁぁぁぁ!!!」

「なに」

「なっ!!?なんでもう脱いでるの!!?わたしが出てってからにしてよ!!!」

わたしが振り向いたときにはもう鬼瀬君は服を着替えている途中で・・・。

背中が丸見え・・・。

「昨日見ただろ」

「んなっ!!?」

そういう問題じゃないでしょ!!


「で、なに?」

もう着替えたのですか。

「朝ごはんパンかご飯どっちがいいかと思って。」

「は?」

え・・・。

なんで?

わたしが首をかしげていると鬼瀬君は驚いたように言った。

「朝飯ってパンか飯か選べんのか?」

え?

「あぁ。それがね・・・」


「とりあえず話は食いながら聞くから。じゃあ、今日は飯で。」