ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?

竜我side

どこかに行っていた亮人が教室に入ってきた。

俺の席に近づいてくる亮人。


「ひよりちゃん、かわいい子だね」

ニコッと笑う亮人。

「ひよりは渡さない」

俺が睨んで言うと亮人は肩をゆらして笑った。

「俺、彼女いるし。留学先で知り合ったアメリカ人」

そう言いながら自分のケータイを俺に見せてくる。

そこにはいかにもアメリカ人っぽい金髪の女が写っていた。


「かわいいだろ?」

同意を求められても困る。

「あっ、良いこと教えてあげようか?」

ニヤッと笑う亮人。

「ひよりちゃん、キスの先知らないんだってさ」

ちょっと待て。俺ら今17歳だよな。


17で知らないやつとか居たんだな。

結構きついな。これは。

亮人が俺の肩に手を置いてきたので俺は素早くそれを払いのけた。


「まぁ、いいんじゃない?ひよりちゃん竜我の事相当好きみたいだし」

「知ってる」

俺がそう言うと亮人は笑いながら自分の席に戻って行った。