「惜しかったね、超僅差だったのに」
「ううん、あたしと違って清水さん本気で燃えてたから」
友人たちの協力もあったし、自分なりに頑張ったつもりだったけど、結局ミスコンは準優勝に終わった。
「ね、それよりマイ見てない?」
「いや、朝は一緒に来たんだけどね。何か最近あの子元気なくない?」
「サヤカもそう思う?何かあったのかなぁ」
「探しにいこっか。今日はもう予定ないでしょ?」
「うん。ナオキさんも急な用事で来れなくなっちゃったし」
「じゃあカナは南校舎の方回ってくれる?別れて探した方が効率いいし」
「りょうかい。見つけたらメールするね」
サヤカと一旦別れ、あたしは南校舎に向かう
マイ、ホントにどうしちゃったんだろ…
「あの…高崎、ちょっといいかな?」
クラスメイトの木下くんに声を掛けられた。
「んー?なあに?」
「ミスコンの景品、渡し忘れがあったみたいで。体育館裏に来てくれるか?」
「うん、いいよぉ。体育館裏ね」
少し予定を変え、あたしは木下くんと体育館に向かった。
「ううん、あたしと違って清水さん本気で燃えてたから」
友人たちの協力もあったし、自分なりに頑張ったつもりだったけど、結局ミスコンは準優勝に終わった。
「ね、それよりマイ見てない?」
「いや、朝は一緒に来たんだけどね。何か最近あの子元気なくない?」
「サヤカもそう思う?何かあったのかなぁ」
「探しにいこっか。今日はもう予定ないでしょ?」
「うん。ナオキさんも急な用事で来れなくなっちゃったし」
「じゃあカナは南校舎の方回ってくれる?別れて探した方が効率いいし」
「りょうかい。見つけたらメールするね」
サヤカと一旦別れ、あたしは南校舎に向かう
マイ、ホントにどうしちゃったんだろ…
「あの…高崎、ちょっといいかな?」
クラスメイトの木下くんに声を掛けられた。
「んー?なあに?」
「ミスコンの景品、渡し忘れがあったみたいで。体育館裏に来てくれるか?」
「うん、いいよぉ。体育館裏ね」
少し予定を変え、あたしは木下くんと体育館に向かった。