「・・・ん・・・・」
うっすらと明かりが見えた


目の前には見慣れない部屋の天井がある
あたしはその部屋のベットに寝かされていた

ここ・・・何処?




そしてベットの横には
顔を布団に突っ伏したままの・・・・


「ま・・・もるさん?」



あたしの声にガバっと起き上がる



あれ?



「ごめん!ゆうか!本当にごめん!」



自分の頭を両手で抱え込んで
「こんなことになるなんて・・・・
『願いの丘』なんて行かなきゃ良かった!!」


嘆くようにそう言った





その後も
彼は何度も何度も
『ごめん!』を繰り返した・・・・