「おばあちゃん、お久しぶりです!
優香ちゃんが来てるって聞いて」



友子さんの声音が変わったのも気づかないくらいに
あたしは呆然としていた


「優香ちゃん、顔色が悪いわね」
おばあちゃんが心配してあたしの顔を覗き込んだ





多分
いまのあたしの顔は真っ青だったに違いない




おばあちゃんが帰ってきて
友子さんはそそくさと帰って行った



肝心なことは聞けなかった・・・・




あたしは『少し休む』とおばあちゃんに伝え
部屋に戻った