「終わった~。」 この沈黙にも開放される 嬉しさ ついつい声に出してしまった 顔を上げた瞬間 目が合った 何も言わず ただ見つめる彼 私も視線を反らす事が出来なかった 長い沈黙を破ったのは 彼だった 「試させて?」 「え?」 顔がゆっくり近づく どんなに鈍い私でも ここまで来たら 次に何が起こるかわかる! 柔らかい唇が 触れた