こんなやりとりが いつまで続くかなんて 分からないけど、これはこれで楽しいから そんなに問題なんてないのかも。 「んで、何があったんだよ」 雫も掘り返す人なのか。 羚が増えたみたいで気味が悪い。 「言いたくな … 「早く言えよ、凪」 馴れ馴れしく私の名前を呼ぶ口に 射るような瞳に、隠し通す事なんて私には出来なかった。 だから私は渋々、口を開いた。 「昼休みに知らない男子から呼び出されて 告白されたから断った。そしたら殴られた。それだけ」