「 … 凪!?」 この声って …… 。 「宮杉 … ?」 なんで宮杉がここを通ったんだろう? たまたま、なのかな … 。 「どうした!?つか、何でそんなボロボロなんだよ!?」 そんなにボロボロなの? 感覚がマヒしてるのか余り分からない。 痛いのは痛いけど。 「別に … 」 「いつからここに居たんだ」 「 … 昼休みから」 視界が、かすんできた。 出来れば話を聞く前に病院に連れてって。 「とりあえず病院行くぞ。立てるか?」 アンタは想定内の馬鹿だったわ。 ほんと、馬鹿すぎて呆れる。