永遠に君を



「 … 学校に、戻らない … 痛っ … 」

起き上がろうとすると身体中に

鋭い痛みが走った。

… やっぱり、殴られたのね。

私は直ぐにこの状況を理解した。
これじゃあ、病院どころか学校にも

自分の家にも戻れそうにない。

でも頑張って歩くしかないか。

カバン持ってきて正解だったけど

携帯すら出せそうにない。

か弱い女子に、ここまでするか。

か弱いか どうかは良いとして

こんなになるまで殴るなんて … はあ。