永遠に君を



なんとか中庭で昼食を食べ終えた。

そう言えば宮杉の髪は金髪だ。

羚と言い宮杉と言い

私の周りには不良しか居ないのか。
羚も宮杉も金髪だなんて … 私が浮いちゃうじゃない。

そんな事を考えながら私は空を見上げていた。

「凪、また空見てるの?」

「うん。って私そんなに空見てた?」

「何かあると見つめてたよ、空を」

宮杉に言われて気づく。
確かに空を見ることは多かったかも。

癖なんだろうな、きっと。

昔から空を見る癖があるから

今も取れないんだと思うけど … 。

ボーッと見つめてるわけじゃない。