さくらのうた

その頃…。
男子グループは。


「えぇ!?」
「え?何々?征斗って岡見さんのこと好きだったの?」
「っていうかどこ行ったのあいつら。。」
「ついに征斗にも彼女ができたか??」
「えーーーーー。征斗の彼女が岡見さん??似合わないーー」

等とみんなそれぞれ好き勝手なことを言っていた。

「あーーーーーーーーーーーーーーーー!!!もううるせぇよ!!!」

「いきなりどうしたんだよ。竜輝。叫びだすなんてびっくりするじゃねぇかよ。」

「だって。。。征斗の彼女が岡見さんだなんてそんなこと決まったわけじゃないじゃん。」


「そうだけどさ、だっていきなり征斗が岡見さんの手をつかんだんだぜ?これ以外ありえないじゃん!!」

「うるさい周樹。だから今2人がいるところに乗り込んじゃえばいいじゃんって俺は言おうとしたの。」

「え?竜輝。そんなんありなわけ?ていうか何むきになってんの?(笑)」


「むきになんかなってねぇよっ!!じゃ、お前ら行くぞ。」


「え、マジで行くのかよ。まぁ楽しそうだからいいけど♪」




みんなが楽しそうに学年相談室に向かうか、竜輝はこんなことを思っていた。



(周樹にはわかるかよ。俺の気持ち。。。っていうかなんで周樹だけ名前呼びなんだよ!!俺とか友哉のことは 相原先輩とか折道先輩 なのにさ。なんなんだこの気持ち。。。あぁイライラするなっ。っていうか本当に征斗は岡見さんんこと好きなのかな??俺に一言も言わなかったくせに。)

(っていうか別に俺に言う必要ないじゃん。それに岡見さんと征斗が付き合おうと関係じゃん。)



ズキっ


なんだろうこの胸の痛み…