空にはいつでも

「とりあえず、私長峰優 と話をしてみる
ちゃんと相談して決めることにするね」

「もし、」



「うん」



「もしも、恋が俺を選んだなら
メールか電話をして。」


「うん」


「長峰 優 を選んだなら...。」


「うん...。」


「なにも、言わないでくれ。」


ぶわっとなみだがあふれだした。
どうしていいかほんとうにわからない。
長峰優の泣いてるところなんて
なんだか辛くてもう見たくない。

でも、あなたのそのさびしい顔も
見たくないの...。


みんな笑ってほしいのに..。
どうしたら、みんな笑ってくれるの?