空にはいつでも

「じゃあ、今日一緒に帰ろうな。」

「うん!」

そう約束してそれぞれのクラスへ向かった。
「瑠璃、おはよう!」

「おはよ~!」

瑠璃と他愛もない話をして
チャイムが鳴って
席に着いた。





「恋~なんかいいことあったの??」

今日は優と仲直りができて
私は機嫌がよかった。

今日は特別にいい日。

記念日作っちゃおっかな?
なんて一人で考えてた。

「ん~?優とね、仲直りできたのー!」

「そっかー、よかったじゃん!」


瑠璃のおかげだよ,,,なんて照れながら言ったりして
本当に幸せだなって
思った。


「ねえ、恋。わたしね。」

「うん。」

「優君に抱きしめてもらったの。」


...は?


「それでね、キスもしてもらったの。」
「あのひ二人で私の家でね..「いいよ、もう」

「え?」


私はもう、何があっても優を信じるんだ。

優も私を信じてくれたんだから。

だから私は...。

「恋?泣かないで?」


なのになんで、涙が出てくるの