笑顔で。優しい声色で。 話しかければ、狂っている、そう呟いたエイト。 「うるせぇ殺し屋風情が。俺にまで偉そうな態度取りやがったらその自慢の目ん玉くり貫くぞ」 「……っっ!」 ヘナヘナと床にへたりこんだエイトを見下ろすと、俺は闇に向かって歩き出した。 俺らしくない。 いつもより不機嫌なせいだ。 舌打ちしながら空を仰ぐと月だけが存在を主張していた。