「同じ事だろ!?」 「違う。俺は、落ちて死ぬとは思ってなかったからな」 「……?」 「現に、生きてるだろ?お前」 「…そう言えば、どうして…」 落ちてる途中で意識がなくなった藤森はあの後自分がどうなったか分からなかった。 「教師達が屋上の下にマットを準備したんだよ。俺の時間稼ぎのお陰かな?」 「……」 (そんな……八神君はじゃあ、やっぱり僕を助けるために?)