「や、やめろっ!はやまるなっ」



教師達の必死な声に少し笑う生徒。


(…あは、あはは…後悔すれば良いんだ。僕の事を無視したお前等なんかっ…!)




怖くて震える手を離そうとしたとき、





ギイイィ……――



鍵をかけた筈の屋上の扉がゆっくり開いた。