「まあ、宇賀組はこの倉庫の近くだからねー」 宇宙人じゃないよ? と、零は軽くブラックな笑みで笑った。 怖い…とすくんでしまったのは言うまでもない。 「レイ!」 「エイト、その人の顔、見して」 すくんでいる俺を無視して零はエイトに近づく。 言われた通りにエイトが男の髪を掴んで顔を上げさせた。 「―……、やあ、君か」 「お前…お前もあのbarの奴かよ。やっぱろくな奴じゃなかったな」