「…何でもねぇ」 「そ?調子悪そうだけど大丈夫?」 優しく笑っても、女は睨み続けていた。 「てめぇに関係ねぇよ。だいたい…「レーイ♪奥の個室使って良いってサ♪」 嬉しそうに振り向いたエイトが女の声を冴え決まるとまた小さくチッと舌打ちが聞こえた。 面白そうだ、なんて思うのは俺の悪い癖だ。 明らかに面倒そうな女なのに。 「あれ、レイこの男と知り合いだったノ?」 「いや?知らないよ」 だってこの女。 もれなく男装中だから。