走りまくってると、気がついたら知らないところにいた


「玲？玲だよな？どうしたんだ？」


そう声をかけてくれたのは俺の信頼する幼なじみの拓だった


昔と変わらない笑顔で話しかけてくれて俺はなんだか嬉しかった


俺はすべて話した


拓は静かに聞いてくれた


そして言ってくれた


「ひとりなら俺と一緒に来いよ！」と。