ある日、母さんは見たこともないくらい上機嫌で俺は少し怖かった


嫌な予感がしたから


こういうときの俺の勘はものすごくよく当たる


案の定嫌な予感は的中した


「あのね、玲。お母さんに子供ができたの
だからね!もうあなたはいらないわ。出てって結構よ!」


そう言って母さんは俺の前から消えた