しまった!!
なんて思っても、もうどうしようもないことで
「「「「「「はる!!」」」」」」
とみんなが私を呼んだ。
「み、みんな……今日転校してくるなんて聞いてないんだけど」
「だろうね!言ってないし。サプライズ的な?」
そう拓が言うから、サプライズなんてしなくていい!!、と心の中で訴えた。
「アハハハ……そりゃどうも」
ということしか私には言えない。
プロミネンスもピースもすごい大金持ちで
日本を代表するトップアイドルなんだもん
悪口なんて言えない……
「でもでも!僕、たくさん女の子がいるこの学校に来れて良かった!」
と圭が言うが、私たち(はるとプロミネンス、ピース)は猫被りとボソッと呟いた。
そしたら「なんか文句あるの?」とニコニコの笑顔からは有り得ないどす黒い声で私たちに話しかけてきた。
みんな、青ざめながらも否定しまくった。



