あーでも、だめだめ!



優菜の名前なんて語っちゃったら大変なことになるよね。


うん、訂正しなきゃ!!





「あの!すっごい嬉しいです!!

でも私...!」



「いきなり話し掛けられちゃっても困るよなー!

俺ほんと怪しいやつとかじゃないから!
名前は君の友だちが呼んでたから...

...優菜ちゃんだよね?」



「え、や、あの!!」




訂正しようとした時にホームにアナウンスが流れた



やばい、電車来ちゃうよう..





焦ってると伊吹先輩は、ノートの切れ端にアドレスと番号をかいてわたした